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ECE Education Support Fund 保育士奨学金制度

canadanosakura010

ECE Education Support Fund 保育士奨学金制度

これはECEベーシック、IT、スペシャルニーズのコースを受ける学生に給付される奨学金制度で す。

※ECEアシスタントにも給付されるかどうかは確認中。

BC州では慢性的にECEが不足しているため、これらの資金は認定されたECEの学校に入学、 再入学、卒業する学生を増やすことを目的としています。

この制度には二つの奨学金プログラムがあります。

①学生奨学金プログラム(The Early Childhood Education (ECE) Student Bursary Program) 一つのコース/科目につき、実際に支払った授業料に関わらず$500まで給付されます。

奨学金 の申請は学期ごとに行いますが、1学期につき8コースまで申請できるので、最大で1学期$40 00まで給付されます。(学校は通常9月始まりで1年に3学期あります。)

②人材開発奨学金プログラム(The ECE Workforce Development Bursary Fund Program) 既にチャイルドケアやプリスクールなどのライセンスを受けている幼児教育機関で勤務していて、 キャリアアップを目指す学生を対象にしています。

こちらの奨学金は授業料の他、テキスト代、通 学によって減った収入、実習先に行くために発生した交通費などもカバーされます。(一つ目の学 生奨学金プログラムより承認が降りにくい為あまりお勧めしません。)

※奨学金の財源や申し込みの順番、成績によっては申請しても全額給付にならず、一部の給付または予告なく給付自体がされないこともあります。

※予告なく奨学金制度が終了することがあります。

※一度給付が承認されても、財源不足を理由に却下されることもあります。

受給資格

  • ECEレジストリに認可された学校でECE(Basic Cirtificate、 Diploma、 Bachelor)の資格取得を 目的にコースを受講していること。
  • コースを修了をすること
  • 成績証明書(Unofficial)を期限までに提出すること ※プログラムがフルタイムでもパートタイムでも申請できます。

※受給の優先順位

1、原住民の申請者

2、既にECEベーシックを保持していて、Infant & Toddler もしくは/または Special Needsなどそ れ以上の資格にアップグレードする申請者

3、その学期にECEプログラムを完了する申請者 (ECEベーシックを受講していてその学期がプログラムの途中だった場合、受給の優先順位は一 番下になります)

申請の流れ ECEプログラムを申し込んで授業を受ける

自分でECEBCに奨学金の申込用紙を期日までにEメールでECEBCに送信する (コーススケジュール/コース内容、SINナンバー、BC州に居住していることを証明できるBC州で 発行されたID、銀行口座がわかるVoid Check, またはDirect Deposit Formを申し込み用紙と一 つのEメールで提出します)

ECEBCから奨学金承認のEメールを受け取る ※このEメールを受け取っても、受給されなかったという事例が2年前にありました。

その学期に受けたコース/実習を修了する

成績証明書(Unofficial)が発行されたらECEBCの成績証明書送付専用のアドレスにEメールで期 日までに送信する

成績証明書が承認されたら、奨学金が銀行口座に振り込まれる

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奨学金給付について

  • 奨学金が受け取れるかどうかは保証されていません。申請すれば必ずもらえる、というもので はありません。
  • ECEBCは申請と支給額を監査する権利を留保します。
  • 奨学金は申請した学期に履修したコースの成績証明書を受領した後、承認された申請者に直 接支払われます。
  • この奨学金はカナダ歳入庁によって収入と定義されていますのでECEBCからT4Aをもらい、 タックスリターンで申告してください。
  • SINナンバーがない場合は、奨学金申請前にSINナンバーを取得する必要があります。 詳しいことや質問はbursary@ecebc.ca(英語)にEメールで問い合わせてください。
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〜 受給した経験からの注意点とか感想 〜

  • 奨学金の給付は成績が出て提出してからになるので、学校に入ってコースを申し込むときは一 度自分で学費を支払う必要があります。
  • 申請書に数字や日付など間違いがないことを入念に確認する→間違いが一つでもあったら受 理されない、締切日前なら先方から修正依頼がくることもあるが、受付順が遅くなる。
  • 申請書の提出は受付開始の時間に送信する(受付開始日の朝7時になった途端にメール送信 する)→大抵受給の優先順位が最下位なので、せめて受付順を早くするため。
  • パスできるように授業は頑張る→確かな情報ではないが、成績が良い方が受給の確率が上が るような気がする。
  • コース受講中に成績証明書(Unofficial)の入手方法を確認しておく。
  • 成績証明書には学校名、自分の名前、学生番号(できれば)、成績が記載されているか確認す る。
  • 申請書のEメール送付先と成績証明書のEメール送付先は違うので、注意する。
  • 成績証明書の送付を忘れないようカレンダーに前日とか1週間前のアラーム付きでセットしてお く。
  • 給付される場合は成績証明書送付の締切日の2週間後くらいに突然銀行に入金されていて嬉 しい。
  • 今のところ授業料に関わらず、1コースにつき$500出ています。実際の学費は1コースあたり $500を超えることはないので、むしろコース開始時に払った額より多めにもらってますので、そ の分教科書や材料費なども賄えます。後払いですが。