海外で保育士って?必要なことってどんなこと?
海外に住んでみたい” “海外で働いてみたい”そんなことを考えていませんか?私も幼い頃から海外での生活に憧れていた1人です。
カナダで保育士として働き4年が過ぎ、今回は海外で保育士として働く魅力を紹介します。私と同じように海外で保育士として働きたい方の少しでも参考になりますように♪
今、こうやってカナダで保育士として働くことが出来ている私は日本での幼稚園教諭、保育士としての経験が基盤になっています。
日本で幼稚園教諭や保育士として働いていた時代は、毎日12時間労働なんて当たり前、帰って来ても仕事に追われ、土日も仕事、、、とがむしゃらに働いていました。ただ今振り返ってみるとあの大変だった経験が今のカナダでの保育士人生にすごく生きているので今はとても感謝しています
カナダで保育士として働く中での良いところはやはり日本では当たり前のようにしてきた保育に感謝されることです。
カナダに住む子どもたちにとって日本語を維持していくこと、日本の文化に触れていくことはとても貴重な体験です。日本では何気なく当たり前なことでも「こんな日本の行事を経験させてくれてありがとう!」と感謝されるとやっぱり保育士として嬉しいですね。
また、さくらチャイルドケアは0-5歳児1クラスの異年齢保育ということで年齢に合った保育を計画していく難しさもありますが、幼児のお兄さん、お姉さんが小さい子のお世話をしてくれたりと異年齢保育ならではの良さもあります。
もし、カナダでの保育士に興味がある方は、日本で幼児クラスの担任のみ、または乳児クラスの担任のみではなく、乳児、幼児それぞれのクラス担任を経験し、年齢に合った遊びや発達などを学んでおくことをオススメします!
また、私自身東京都内での保育を経験して感じたことは、公園など園外に出る際、都内は道が狭いこともあり車が子どもたちの歩くすぐスレスレ近くを走っていたり、信号の無い横断歩道で待っていても車が止まってくれなかったり、、と園外は子どもの安全に常にとても気を張っていました。
一方、カナダで子どもを連れて園外に出ると、家から子どもたちの姿を見つけると”Hi!!! Sweeties!!”と声をかけてくれるフレンドリーなおばあちゃん、道に出れば必ず車が先に止まってくれたり、道路を譲ってくれたりとカナダの人たちみんなから守られながら子どもたちを保育しているといった安心感があります。
そんなところも私がカナダを好きな理由の1つです♪
カナダで保育士として働いている中では、日本で保育士として働いてから、日本からワーホリや語学留学でカナダに来られ、さくらチャイルドケアにボランティア に来てくださる先生たちは本当に素敵な先生方がたくさんいらっしゃいます。
その先生方に話を聞くと、保育士資格書き換えができることをカナダに来てから知って、資格の書き換えが滞在中に間に合わないんです、、、。実習時間が足りず、書き換えが出来なくて、、、。という話をよく聞きます。もし、カナダでの保育士を目指すのであれば、学生のうちに書き換えにしっかり必要な実習時間を習得しておくことを強くおススメします。
資格 の書き換えはとてもプロセスに時間がかかることを私も身をもって経験しています。日本で保育経験を積む中で、カナダへの渡航時期などをしっかり見据えた上で日本にいる間に資格切り替えが出来るとベストだと思います。
日本で保育経験のある素敵なボランティアの方がカナダで保育士として働いてみたいのに書き換えの時間 が間に合わないことで日本へ帰国することはとてももったいないように感じています。
カナダで はECE不足が取り上げられている中、少しでも多くの日本で培ってきた素晴らしい保育のスキルや経験を カナダの子どもたちへ伝えられる先生が増えること、是非一緒に保育について話し合い、共に成長していける素敵な先生たちとカナダで働けることを楽しみにしています♪
まとめ
- カナダで日系のデイケアで働くためには日本での実務経験が大切
- 日本の保育士資格を書き換え、カナダの保育士資格(ECE)を取得するには実習時間がとても重要!ECE資格を取得する為にはしっかりと何時間必要なのかを理解し、日本でしっかり実習を
- 日本で保育経験を積む中で、カナダへの渡航時期などをしっかり見据えた上で日本にいる間に資格切り替えが出来るとベスト